2011年1月23日日曜日

Lake Placid ワールドカップ観戦

ニューヨーク北部Lake Placidへ、モーグルワールドカップ観戦とスキーをしに行ってきました。
日中でも氷点下(華氏!)
とても寒い日でしたが、世界のトップモーグル選手の素晴らしいパフォーマンスを堪能!
最高の旅となりました。

NYCから5時間半。
オリンピックの臭いがプンプン残るLake Placidの街から15分。
会場となったWhite Faceは、East Coast一の標高差があるスキー場で、普段Catskillの小さな山で滑ってる自分にとっては、とてつもなくでかいスキー場でした。

滑降やGSのレースがいつでもできるような、広くて長くてフラット(コブがない)コースがほとんど。
おまけに、リフト待ち無縁のガラガラ貸し切り状態で滑れるので、カービングの板でカッ飛んで滑るには、最高のスキー場でしょう。

1980年のオリンピックで、実際に使われたSLとGSLのスタート台。
味がありますなぁ〜

ワールドカップは、土曜日に第五戦、日曜日に第六戦の二試合が行われました。
両日とも、朝一に女子予選、続いて男子予選、午後からは、予選を突破した男女12人ずつによる決勝が行われました。

初めて観戦するワールドカップ。
世界のトップモーグラーは、ひたすら速く、強く、高く、とにかく凄まじい滑りをしていました。
女子は、まだ目がついて行くのですが、男子は「なにやってんの、あんた?」状態。
はっきり言って、あほです。

結果は、二戦とも女子はKearney、男子はGuilbaut Colasが勝ち、カップ争いでも二位を引き離してリードしています。
ワールドカップレベルの中でも、女子ではHeilとKearney、男子ではColas、Alexander Bilodeau、Patrick Deneen、 PA Rousseauなんかは別格で、スピードが異次元レベル。
男子のようなカービングで滑るHeil、高いポジションで強烈なスピードのColasは、その中でもmy favoriteですね。

大会を通して一番強烈だったのが、二戦目の決勝でのBilodeau。
一戦目は二位、二戦目の予選もColasに次いで二位と、打倒Colasに気合いが入ってたんでしょうね。
結果はコースアウトでDQでしたが、普通の人なら、最初の後傾で飛ばされるか、なんとか止まるかのどちらかになると状況で、(止まりたくなかったのか、止まれなかったのかはわかりませんが)滑り続ける(というか耐えれて)しまえる、その強靭な筋力とバランス感覚に、世界トップアスリートの、身体能力の凄さを見せつけられてしまいました。

試合も凄かったですが、ミーハーな自分にとっては、テレビや雑誌で見る選手達が、普通にそこら辺にいることに感動!
朝のロッジでブーツを履いてると、隣にAlexが!
昼にコース下のロッジで休憩していると、自分の横の席に日本選手(里谷多英、伊藤みき、西伸幸...)、真後ろにJanne!、真向かいにJonny Moseley!、ちょっと向こうにカナダ軍団(Chloeかわいすぎ!)、外に出て板を取るときにPAにぶつかり、横を見るとHeilが板を脱いで、その横でKearneyが出発準備。
夜食べに行ったレストランではJanneがいるし...
気が小さいので実行に移すことはできませんでしたが、もしサインをもらったら、往年から現在トップの選手まで、すべてのサインが手に入ったことだろうと思います(笑)

ワールドカップだと言うのに、ガラガラ...
アメリカ(世界でも?)では、超マイナースポーツなモーグル。
悲しぃ〜

二日とも、華氏ー10度以下!と、気温の低い日でしたが、太陽が照ってる限り、じっと観戦していても、特に寒さを感じることはなかったです。
もちろん、普段のジャケットとパンツの下に、しっかり着込んで行ったのがポイント大ですが、滑って風を受けるほうが、はるかに痛さを感じました。
ってことで、来年は、大日本応援団を組んで、盛り上げにいこうと思っています。

試合後、伊藤みき選手がわざわざ挨拶に来てくれました。
いきなりファンになってしまった(笑)
しかしこのオッサン、ヤバイ!

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