2011年9月9日金曜日

Quiksilver Pro in NY

サーフィンばかりして忙しく、更新サボっていました(笑)
週末はもちろん、平日の朝練も習慣づいてきて、とっとと海へ通っています。
長い柔らかいボードで、ひたすら長く乗る練習をしていますが、うまく行く時もあれば、全くダメな時もあり、波にボコボコにやられる日もあれば、「神に一歩近づいた」ようなライディング(真っ直ぐ行くだけですが...)が決まる時もあり、サーフィンは本当におもつらいです。

自分のことはさておき、9月のNYサーフシーンで一番の話題だったQuiksilver Pro in NY
Quarterfinalから始まった最終日の9/9の金曜日、会社をさぼって観てきましたよ!
会場はLong BeachのNational Boulevard。
普段は、ジェティーで区切られたLBメインの一ポイントでしかないのですが、ジャッジ台、選手くつろぎ場、ショップやスポンサーブースが立ち並び、超賑やかに様変わり!
そこにビッグウェーブコンディションが加わり、いつものLBとは全く違う世界が構築されていました。

9/5のLabor Dayに行われたトライアル(マーはRound2で敗退、残念)では、ヒザサイズだった波が、Hurricane Katiaが運んで来てくれたSwellのおかげで、初日、二日目とサイズが上がり、最終日はクリーンでダブル余裕のビッグウェーブ、おまけにピーカンと、三拍子揃った最高のコンディションで決勝ラウンドを迎えることができました。

決勝は、Kelly vs Owenで、タヒチで行われた一つ前のBillabong Proの再現
今回はOwenが勝ち、サーフィンコンテスト史上、最高額の賞金30万ドルを手に入れました!
背はデカイが、若干21歳!
凄いですねぇ〜

個人的には、SemifnalのTaj vs Kellyのヒートが最高でした!
Tajの隣のジェティーを越えるまで延々と続いた高速リップ当てで始まり、Kellyも連続フローター、さらにバレルで反撃に出ると、Tajもバレルの中へ
最後はKellyの10Pt パーフェクトエアーで勝利
Tajファンの自分としては、彼が負けたのが残念ですが、このヒートを生で観れたことは、本当に感動でした。

選手に群がるキッズ達を押しのけてもらった
世界一のKelly
女性世界一のSteph
次世代の世界一になりうるOwenのサイン!

これ、凄いでしょ!

コンテスト一週間前に、Huricane Ireneが被害をもたらし、コンサートやフェスティバルが中止になり、一時はどうなるかと思われたQuiksilver Pro in NYですが、波、天気、そして会場の盛り上がりでも最高の形で終わることができて、イベントしては大成功だったのではないでしょうか!
世界にLong Beachの波(いつも自分はいじめられてますが...)を伝えることができて、ローカルそしてそこに通っている僕にとっても嬉しかったです。
噂によると、コンテストは三年契約らしいので、あと二回、トップサーファーが戻ってくるかもしれません!
今回のように、タイミングよくハリケーンが来てくれることを祈るばかりです(笑)
その時は、Tajのサインもらうぞ!

しかし、昨年KellyがV10を決めたプエルトリコでのRip Curl Searchに続いて二年連続のWT観戦
なんか持ってますね、僕?