11/4から3泊、サーフィン仲間四人+ノンサーファー2人で、プエルトリコ(PR)へサーフトリップしてきました。
ダウンを脱いでNYを飛び出すこと3時間40分。そこは気温水温とも28度の南国パラダイス。色が違う、リズムが違う、空気が違う! いやぁ〜、まじで湿度が高くて洗濯が乾かず、かなり鼻を刺激するような臭いが...でもそんなことは、朝から爆音でかかってる、サルサやらメレンゲなんかの脳天直下型ハッピー音楽を聴いてたらどうでもいい!
「人間は海パン一丁で生きるもの」、そんなサーファーズパラダイスの北西部、Isabela(だったかな?)にアジトを構え、楽しんできました。
初日の朝、宿の裏のビーチを散歩。
二時間しか寝てないのに、アドレナリン分泌量Maxです。
初PRサーフィンは、Wildernessで入りました。入水したときは、我々四人の貸し切り!
このポイントは、本気を出すとシャレにならんらしいですが、この日は穏やかな波。
一発目の波で、いきなり人生最長ライドができました!
海パン一丁で丁度いい水温、気色悪いくらい美しい水! 海に入っているだけで、本当に気持ちがいいです。
波は、本気を出すと凄いことになるのでしょうが、少々サイズが大きくても、とても優しい波なので、あんがい簡単に乗れてしまいます。そしてロングライド可能な波が多いので楽しい〜!
底は岩、ウニも多いみたいなので注意が必要。あとカレントもキツイスポットがあり、下手すると岩をよじ登って帰ってくるハメになることもあるので、知っている人と入るのが賢明みたいです。
僕は、師匠達の金魚のフン状態でした。
(自分にはバッチリでしたが)師匠達には物足らないので、場所移動。2セッション目は、Surfer's Beachで入水。
このポイントは、アメリカ人に人気らしく、英語が通じます(笑)
コンスタントにいい波があり、三日とも一度は入りました。
Shrimp Mofongo。
PRの食事はまずいとのことで、ほとんど宿(一軒家)でのBBQを食べていましたが、これはまずまずの味でした。
二日目の昼から、WCT(Rip Curl Search in Puerto Rido)を観戦してきました。
PRのサーファーは、無茶苦茶うまい人たちばかりですが、プロのサーフィンは、うまいを通り越して芸術! スピード、スケール、創造性、すべて異次元レベルでした。
会場となったMiddles。右端に見える岩礁を起点にライトの波が立っていました。
Quarter Finalから観たのですが、会場は凄い熱気!
すぐ目の前で、DVDで見る人たちがサーフィンをやっている...信じられません!
会場に到着した時は、僕の好きなTaj vs Dane Reynoldsのヒート、修了間近のTajのチューブをみることができました(感激!)。
そして史上最強のサーファー、Kelly Slaterの登場!
一本目チューブ、二本目チューブx2、三本目360エアリアル(って言うのか?)を10分以内に決めてしまい勝利。この瞬間、10度目のWorld Championが決定しました!
歴史的瞬間を目の当たりにし、感動感動感動!
チャンプが戻ってきたところ。ファンが殺到し、エライことになってました。
会場には、アジア人を見かけなかったので、もしかしたら生でV10を観た日本人は、我々四人だけかも(喜)
ヒートにも負け、WCも逃し、渋い表情のJordy Smith。次世代の天才が、どのようにサーフィンを発展させて行くのか、今から楽しみです。
最終日の午後から風が強く吹き出し、ノーサーフ。でもこれ以外はバッチシのコンディションで、今回の旅、大当たりでした。
初めてのサーフトリップ。美しい海、最高の波、ゆかいな仲間達と、時間を気にせずに、南国のリズムで生活をした数日間。
最高の旅となりました。
NYから4時間弱で行けるパラダイス、プエルトリコ。少しでも上手くなって、また遊びに行きたいと思います。
来年の春ぐらいかな(笑)